脱却物語

見守って下さい。

suchmosの新アルバム、傑作すぎて耳が恋した。

 

 

 

suchmosの新アルバムが本日公開されました。

 

『THE ANYMAL』

 

 

THE ANYMAL

THE ANYMAL

 

 

音楽のことは詳しくないので、

レビューとかはできないのですが

今までのどのアルバムよりも大好きです。

ジャンル、何なんですかね。

 

ピンクフロイドだ!ビートルズだ!いろんな意見を耳にしますが

私は音楽に疎くて分かりません。

ピンクフロイドっぽい泥臭さは感じます。

 そういうの、ホント大好きです。

 

そしてすごいのが、

12曲で1時間14分あります。 

11分39秒の曲がある。

 

 

今ってサブスクにより消費スピードが早くなったことなんかの影響で、

1曲あたりの時間がどんどん短くなっているそうです。

そんな時代に、日本のメジャーバンドがこの挑戦をするのはいいなあと思います。

流行りに抗っているというより、

その時やりたいと思った音楽を印象を受けます。

 

しかしまあ……

サチモスはいかにもおしゃれバンドだなという印象があったのですが、

かなりいい意味で裏切られました。

 

 

STAY TUNE

STAY TUNE

  • provided courtesy of iTunes

 

これとかホンダのCMで有名ですよね。

 

これまでの楽曲は、ジャミロクワイとかアシッドジャズ系列のサウンドだと思うのですが、個人的に好きでも嫌いでもないサウンド

演奏の上手いバンドという認識はあったし人気の理由もわかるけど、特に引き込まれませんでした。

しかし紅白出場の際「臭くて汚いライブハウスから来ました」発言や

あと、メンバーから漂うどことない泥臭さがずーっと気になってたので

新譜が出るたびチェックしていました。

で、今回。

きましたね、こういうのを求めていました。

 

 

私がこんなんなので、今までの曲が好きなファンにとってはどうなんだろう?

とも思いますし今回、一般受けとはちょい遠い。

しかしいわゆる「国内バンド(笑)」層を一網打尽にしてくれるような

頼もしいアルバムでもあります。

まあ、(笑)で済ます人たちって案外まともに聞いてなかったりします…。

 

という偏見はさておき、

こういう意見を見かけました。

「これだったらフロイドを聞けばいい」

という……うーん。

どうでしょう?

国内バンドが今やるから面白いし、

今までと違う音楽をやるのは、もはや私のような音楽素人への啓蒙活動ですよ。

音楽の面白さを教えてもらっている気分です。

 

こうやって、過去の音楽を勉強する人とかいるんじゃないですかね。

しかもちゃんと自分たちのサウンドですよね、全然フロイドと違うよ。

 

 

いやー、いいなこのアルバム。

素敵だなと思う音楽(日本語歌詞)はどれも「日本語が綺麗だな」と感じるのですが

今回も例に漏れず、母語の美しさに触れました。

 

その観点でおすすめの曲は、「hit me,thunder」です。

 

「深い話はなしにしよう 分かり合えなくたってお前が好きさ

思想や言葉 傷の場所も違うけど お前が好きさ」

 

この曲は非常にシンプルな構成で(楽器なに使ってるかわかんない)

ヨンスの歌声が、心地よい深夜のラジオのように耳から入ってきます。

 

 

こんなに好みのアルバムはなかなか出会えないし、現物買おうかなと思っています。

友達がアナログ盤を買ったので、便乗しようかな。

CDでは歌詞カードが魅力的だと聞きました。

ツイッターで探すと確かに良いデザイン、部屋に置きたいし使用楽器を載せてくれてるみたいです。

 

 

まったく上手く勧められていないけど、2周しかしてないので

とりあえずこんなもんで!

 

あくまで毎日ブログを更新すること、をモットーにしているので

許して!(大声)

 

もっと知識がつけばそれなりにいい文章が書けるのかな?

頑張ります。